肝鬱湿熱 of 帯下(おりもの)



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4.肝鬱湿熱

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1.脾虚
2.腎陽虚
3.湿熱
4.肝鬱湿熱

脾虚

脾の運輸の衰弱

先天的衰弱・老化・過労・慢性病・病後などで脾が虚し、運輸が衰弱して食欲不振を呈する病態です。
消化管での吸収能力が不足したり全身の栄養代謝が衰えた状態に相当し、機能面・栄養面の不足がみられます。

腎陽虚

全身の無力症状に冷えをともなう病態

先天的衰弱・老化・慢性疾患などで、腎の陽気が衰えた状態です。

湿熱

湿邪と熱邪による病変

湿熱の邪が侵襲したり、湿邪に困阻された胃気が化熱し湿邪と結びついて湿熟に変化し、さらに胃気を阻滞し上逆させる病変です。辛辣なものや酒の嗜好などが、この病態へ移行させることが多いです。
胃の炎症をともなうカタル性の病変に相当します。
たとえば湿熱発黄、湿熱下痢、湿熱帯下などがあります。
【症候】湿困の症状以外に、強い口臭・胃痛・尿が濃い・黄賦苔・脈がやや速いなどの症状がみられます。
【治療法】湿を除き炎症を静め熱を冷まし胃気を正常に回復させる、≪去湿清熱・和胃≫を行います。
【主な薬物】清熱化湿の黄連・黄今・菌薩高・山シ子、祛湿和胃の半夏・陳皮・竹ジョ節など。
【方剤例】半夏瀉心湯・黄連湯・黄連温胆湯

肝鬱湿熱

肝火と脾湿の結合

精神的ストレス・悩み・怒りなどで肝気が鬱して化熱し,脾の運化を障害して生じた湿邪と結びついて湿熱を形成したり,飲食の不摂生で脾胃の道化が失調して湿邪が発生し,湿が盛んになって肝気を阻滞して化熱させ,湿邪と熱邪が結びっいて湿熟を形成することにより,湿熱の邪が肝経に下注して帯下を引き起こすとともに,肝経血分を損傷して出血を呈する病態です。
繰り返して発症する場合には,脾虚が関与していることが多いので,普段から健脾を行う必要があります。
【症候】粘チョウで悪臭のある黄色あるいは白色の帯下に血が混じり,いらいら・怒りっぼい・胸脇部が脹って苦しい・舌質が紅・黄賦苔・脈が弦でやや速いなどをともないます。
【治療法】肝熱を冷まして疏泄を正常化させ,湿熱の邪を除く,綿肝鴻火・除
 湿≫を行う.
【治療法】清熱利湿の菌薩高・黄相・山梅子・沢鴻・車前子・滑石,清肝潟火の竜 胆草・鬱金・川棟子・柴胡など.
【方剤例】竜胆寫干湯・加味逍遙散合菌薩五苓散

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