=TOP= of インフルエンザ(感染症)

感染症の情報と対策
特にインフルエンザについて












概 要

インフルエンザ(Influenza)とは

インフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で流行性感冒、流感ともいいます。2008年頃からインフルという略称がテレビ・新聞などのメディアによって使用され始めました。発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪の様な症状があらわれます。急性脳症や二次感染により死亡することもあります。

近年の状況

インフルエンザとヒトとの関わりは古く、古代エジプトにはすでにインフルエンザと見られる病気の記録が残っています。最も重大な転機は1918年から1919年にかけて発生したスペインかぜ(スペインインフルエンザ)の世界的な大流行(パンデミック)です。これは規模、死亡率の点で強力で、感染者数6億人、死亡者数4000万–5000万人(さらに多いという説もある、8000万人)にのぼり、第一次世界大戦終結の遠因ともいわれています。スペインかぜ以降も、インフルエンザは毎年継続して感染流行を起こしています。さらに数年から数十年ごとに新型のヒトインフルエンザの出現とその新型ウイルスのパンデミックが起こっています、毒性の強い場合は多数の死者が出ます。

近年は新型ヒトインフルエンザのパンデミックが40年起こっていないこと、死亡率の減少などから「インフルエンザは風邪の一種、恐れる病気にあらず」と捉える人が多くなりましたが、これは誤解です。インフルエンザの症状はいわゆる風邪と呼ばれる症状の中でも別格と言えるほど重く、区別して扱う事も多いです。パンデミック化したインフルエンザは人類にとって危険なウイルスです。

日本などの温帯では冬季に毎年のように流行します。通常、11月下旬から12月上旬頃に最初の発生、12月下旬に小ピークです。学校が冬休みの間は小康状態で、翌年の1-3月頃にその数が増加しピークを迎えて4-5月には流行は収まるパターンです。

症 状

風邪(普通感冒)とは異なり、比較的急速に出現する悪寒、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴とし、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴います。腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合もあります。
合併症として肺炎とインフルエンザ脳症があります。

インフルエンザ・ウイルスインフルエンザウイルス(10万倍)
タミフルリレンザうがい
発熱鼻水安静

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対面販売

新型インフルエンザがパンデミック(世界的大流行)化した場合、薬の対面販売は非常に危険な状態となります。販売者は、インフルエンザ・ウイルスと対面・接触することになるからです。感染する機会は極端に高くなります
薬剤師・管理販売者は、命がけの仕事になります。そして、ドラッグストアはインフルエンザ・ウイルスの活躍場所となります。

対面販売対面販売

インターネット通販インターネット通販

インターネット通販

薬のインターネット通販は、インフルエンザの感染を防止します。パンデミック状態においては、インターネット通販は感染者の生活を助ける力強い役に立つ道具となります。
したがって、厚労省「薬の郵送等規制の省令案」には、強く反対します。

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Basic Question about Influenza

Q:普通の季節性インフルエンザとは何なの?
毎年冬場の2月をピークに1月~3月に流行するインフルエンザです。ウイルスの型によってA型、B型、C型があります。
A型とB型がヒトのインフルエンザの原因になります。
C型は小児期に感染して呼吸器感染症の原因になりC型インフルエンザと呼ばれますが、毎年世界的な大流行を起こす一般的な生活の中で呼ばれるものとは症状や原因ウイルスの性状の点でも差異が大きいです。
Q: 新型インフル工ンザとは何なの?
ヒトからヒ卜へ感染する、これまで発生したことのない新型のインフル工ンザのことです。弱毒性の豚インフル工ンザ(H1N1型等)から変異する可能性が高まっています。全ての人が免疫を持っていないため急速に流行すると考えられています。日本国内で流行した場合は、入院患者200万人、死亡者64万人と厚生労働省は推定し、社会生活に大きな影響がでることが予想されます。
Q:インフルエンザ感染の経路は、どうなっているの?
インフル工ンザ・ウイルスは感染力が極めて高く、ウイルス粒子は主としてくしやみや咳によって生じる飛沫に含まれ、1~2メートル浮遊し、感染していない人が吸い込むことによって感染します。
咳(せき)からは約10万個、くしやみからは約100万個のウイルスが周囲に広がります。多くの人々が生活する都市部、接触の機会が多い公共交通機関などは感染の危険が高くなります。
新型インフル工ンザはまだ発生していないので、この段階で主な感染経路は特定できません。
Q: 遺伝子の変異とは何のこと?
遺伝子が定型のウイルスであれば、効果的なワクチンの生産も可能となり、その接種により人体内に免疫が生じる可能性があります。
しかしインフル工ンザ・ウイルスはそれ自体の遺伝子が変異していくタイプなので、性質の異なる新型・亜種のインフル工ンザ・ウイルスが次々に発生し、それによって新たな感染が始まります。そのため、既存のワクチンでは、新型ウイルスに対抗できません。
インフルエンザは次々と変異するタイプのウイルスです。
Q:パンデミック(pandemic)とは何なの?
世界的大流行病のことです。
1918年のスペインインフルエンザでは、世界中で4000万人が死亡しました(8000万人ともいわれています)。
スペインかぜ(インフルエンザ)は、第一次世界大戦の戦死者数をはるかに上回る死亡者を出しました。このウイルスも、鳥由来のウイルスが変異したものです。また、その後も1957年のアジアインフル工ンザで200万人1968年の香港インフル工ンザで100万人が死亡するなど、パンデミック(世界的大流行)がくりかえし発生しています。最後のパンデミックからすでに40年経っており、次の大流行はいつ起こっても不思議ではありません。
スペインインフル工ンザでは、当時の人口約18億人のうち、約3分の1以上にあたる6億人以上が感染したと言われています。また、現在のH5N1型烏インブル工ンザと同じく、10~30代以下の死亡率が際立って高いのも特徴です。このパンデミックによって当時の平均寿命が10年短縮したとも言われています。また日本では、38万人から45万人が死亡したとの報告があります。



Q&Aの最終更新日 : 2011-07-24

新型インフルエンザ対策法で強制隔離など

感染者を隔離する強制入院などの対策盛る

未発生の感染症への対策法の制定は異例

2008年 4月26日 に新型インフルエンザ対策法が成立し、5月13日施行されました。

ヒトからヒトへ感染し、国内で発生した場合、60万人以上の死亡が予想される新型インフルエンザへの対策法が成立しました。

未発生の感染症に対する法律は初めてで、感染を疑われる人に対する強制隔離、移動制限など人権制限を含む厳しい内容で、流行による社会機能の麻痺を未然に防ぐことを目的としています。

世界で379人が発症し、死亡したのは237人という、鶏や野鳥を介して流行する新型インフルエンザは、病原性の強いH5N1型と呼ばれるウィルスが変異したものです。

菌を持っている鳥に接触した人が感染するケ-スが多かったのですが、ここ数年ヒトからヒトへの感染が疑われるケ-スが、ベトナム、タイ、インドネシア、中国、インドネシアなどで、インフルエンザの子供の看病をした母親など家族で見られるようになっています。

ウィルスが変異を繰り返していくうちに、普通のインフルエンザと同じようにくしゃみなどで感染することが予想され、致死率(発症した人のうちの死亡した人の割合)が62.5% 鳥インフルエンザの症状が現れた人の3人に2人が死亡することで、世界的大流行(パンデミック)による社会的、経済的大混乱の恐れが指摘されています。

ウィルスを攻撃する薬ではなく、ウィルスに感染した細胞を攻撃して感染防止を図る研究も進んでいますが、研究途上にあります。

対策法は、外国で鳥インフルエンザが発生した場合、「在外日本人の速やかな帰国」「外国人の入国制限」を柱と日本人保護を目的とした水際対策を発表し、自己責任を原則とする欧米の対応と一線を画しています。

健康な人の速やかな帰国のために、僻地での発生の場合、定期便の帰国や航空会社に対して臨時便の要請や自衛隊機の派遣、直行便がある都市で、すぐにも国内に流入の危険がある場合は定期便の自粛、政府専用機の利用などを定めています。
定期便
入国時に検査をし、患者との接触の有無や体調をチェックをし、感染の恐れがない場合は帰宅させます。

空港
感染の恐れがある場合は空港、港湾の近辺の施設に10日程度収容し、感染または発症している場合は国内で隔離して治療させます。
また外国で感染・発症した人には帰国を認めず現地で治療させます。
海外で発症した日本人については抗ウィルス薬の配布や、領事館などで医療機関を紹介するなどの措置も定めています。

また発生地から入国できる空港、港湾は成田、関西、中部、関西、福岡空港と神戸、横浜、関門港に限定し、検疫管を集中的に投入します。

国内と外国人の場合

国内で発生した場合、感染拡大防止のため都道府県知事は、患者や似た症状がある人を強制入院、移動・職場勤務を制限できます。
危険地域の建物封鎖、交通制限も2年以内の期間内は可能になります。

外国人については、発生国からのすべての入国者を検疫することは不可能なため外国人に対するビザの発給停止を行います。

ワクチンの開発、プレパンデミックワクチンの備蓄拡大などを政府に促してもいますが、現状、有効とされるタミフルやワクチンも、変異を頻繁に起こすウィルに有効かどうか、製造には発生から6ヶ月かかるワクチンなど効果を疑問視する声もあります。

近い将来必ず訪れると危機に対して、リスクヘッジを心がける必要があります。

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